2012年1月10日火曜日

代官山蔦屋書店は「本」の楽しみ方を見せる

最近、本屋に行っただろうか? 

結構、欲しい本はAmazonで注文しているからあんまり行っていないという人も多くないだろうか。または、電子書籍で読んじゃっている、っていう人もいるかもしれない。
かく言う私も、昨年はこれまでにないくらいAmazonを利用していた。電子書籍もぼちぼち。もちろん、本屋も行ったけどひと通りの雑誌チェックと新しい本のチェックというところで、それほど熱心に行っていなかったように思う。ごめんなさい。。。

そこに来て、「大人の書店」として話題の代官山蔦屋書店が昨年末にオープン。何かと話題になっていたこの書店に行ってみた。そう、あのTSUTAYAだよ。

まあ、噂通り。
入ってすぐの雑誌コーナーでは、国内外の雑誌が平積みされ、しょっぱなからぶわっと気分を持っていかれましたわ。
さらに“専門書店”と銘打った「人文・文学」「アート」「建築」 「クルマ」「料理」に分かれたコーナーは、新刊しか並べないイマドキの書店とは違ったセレクトされた品揃え。
店内には案内としてiPadもやたら随所に導入されていた。お客さんが自由にタッチして操作している。売り場からラウンジから、それこそ何十台導入したんでしょうね?

こんな品揃え、こんな店づくりされていたら、ずっとうろうろしていたくなっちゃうよなあ。所要所に椅子もあって、もちろんカフェもあって、本探しに疲れたらくつろぐ、っていうのも楽しそう。ただ、日曜日に行っちゃったんですごい混雑。早々に引き上げざるを得なかった。
平日の空いている時に再訪しますわ。
うん、本屋さんって楽しいよね。
代官山駅から数分だけど、渋谷からぽてぽて歩いても15分ぐらいで着きますよ。

ところで、こういったリアル書店を見て、「ほら、電子書籍にはない、紙の本の良さがあるでしょう」としたり顔をする人もいるけど、そんなの当然だ。
そんな人は続けて「だから、紙の書籍のほうが」というけど、そうではないのだ。本は本であって、それぞれの媒体でそれぞれの楽しみがあると思うから。
蔦屋書店は、その楽しみ方を再度見せてくれたのではないだろうか。


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